伊万里市の「シェアリングエコノミーアイデアソン」に社会人アドバイザーとしてお招きいただきました。
https://peraichi.com/landing_pages/view/ideathon
高校生と大学生が一緒になって、伊万里市に求めるられるビジネスを考えていきます。
私は、ビジネスというのはあくまで起爆剤だと考えています。
伊万里で生活する人々が伊万里を好きになり、
故郷が良くするために一歩を踏み出すきっかけになればよいなと思っています。
地方の衰退は、人の老化と同様、徐々に進行します。
渦中にいる人は、自分たちの地域がどういう状況なのか、なかなか気がつかない。
そして、取り返しがつかなくなって、「このままではマズイ!」と気づくこととなるのです。
しかし、そんな追い詰められた状況から打開することは非常に難しい。
だからこそ、少しずつ手を打っていく必要があるのです。
何よりも大切なのは、人財を育むこと。
子どもや若者が、「この場所が嫌い」と言う状況では、
その地域に残って支える人財も、離れた土地から遠隔で支える人財も育ちません。
そうした意味で、私は中学生、高校生、大学生を中心としたワークショップ型の
地方創生を重視しているのです。
対話の中で子どもたち自身が、
自分だけの「この土地を好きだ」という気持ちに気づく機会をもっともっと作っていきたいと思います。
都市化とは異なる、地方の活性化をこれからも一緒に考えていきたいと思っています。


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