教育コラム執筆
【佐藤智の教育コラム】「学校は社会に出る前に理不尽を学ばせる場ですから」はもうやめよう
こんにちは!
教育ライターの佐藤智です。
青森県の階上小学校校長 橋本博子先生がnoteで、
「子どものためにといいながら、実際は大人の都合で動かしているのではないか?」
という問いを投げかけていらっしゃいます。
内容を少し抜粋。
「集団行動や規則、形にはめ込み、そこからはみ出すものを排除する教育は、分断を招いているのではないでしょうか。最近、私は集団行動や規則の意義について考えています」
こちらについて、みなさんはどんな考えをお持ちですか?
私は、
モヤモヤを大事にしましょう、
違和感に蓋をするのは、もう、やめにしましょう、
そんなことを思うのです。
私が学校取材をはじめた頃、
「学校は社会に出る前に、理不尽を学ばせる場ですから」
という言葉をよく聞きました。
学校を回り始めて1、2年目の当時の私は、
それに対して疑問を持ちながら、何も返すことができなかった。
でも、いまは、問いを投げかけます。
学校は理不尽に慣れる場ではなく、理不尽に対して
「それは理不尽です。だから、自分はこう行動して改善していきたい」
と言える子を育てる場所だと思うから。
たしかに、社会にはたくさんの理不尽があります。
でも、それは社会が未成熟だから。
未成熟に合わせる人材を育てていれば、その未熟さは改善するどころか、悪化の一途を辿ると思うのです。
モヤモヤを大事にしましょう、
違和感に蓋をするのは、もう、やめにしましょう。
「これ、子どものためになっているのかな…」
「このままでいいはずがない…」、
心の奥底にそんな思いを持っているのならば、
必ず環境は変えられます。
一緒に小さなアクションを重ねていきましょう。
佐藤 智